その他の暗号通貨

各アルトコインのタイトルにリンクが設定してあるものは個別ページも作成しています。

Primecoin / プライムコイン

Primecoinは、prime(素数)という言葉が表すように、採掘時に素数列を探索するような計算を行う暗号通貨です。Bitcoinをはじめとするほとんどの他の暗号通貨とは異なり、採掘時の計算・エネルギーが無駄になるのではなく、数学的研究と結びついている点が重要です。また、hashcashタイプではない(ハッシュ計算を行わない)初のProof of Work型暗号通貨でもあります。開発はPeercoinと同じチームによって行われました。

Quark(Quarkcoin) / クオーク

Quarkは、アルゴリズムに「Quark」というblake, bmw, groestl, jh, keccak(SHA-3), skeinからなる6つのハッシュ関数を用いています。複数のハッシュアルゴリズムを利用しているため、よりセキュリティ面で優れているとされています。

Auroracoin / オーロラコイン

Auroracoinは、Litecoinのクローンですが、その配布方法が非常に特殊であり、全コイン量の50%を「アイスランドの全国民に配布する」コインとして注目を浴びました。

これは、アイスランド国民一人ひとりに割り当てられている国民IDにより配布を行うもので、国主導と思われがちですが、実際の開発者は個人であり、中央銀行や政治家は批判的な態度をとっています。

BitShares PTS(Protoshares) / ビットシェアズPTS

BitShares PTSは、アルゴリズムにMomentumというハッシュ関数を用いた暗号通貨で、その保有量に応じてビットコイン2.0であるBitShares関連のトークンが配布されることになる「投資コイン」でもあります。

BitSharesと同様に、Invictus Innovationsという企業により開発されました。

※本プロジェクトは「投資コイン」としての役目を終え、ネットワーク(ブロックチェーン)は稼働しているものの、ほとんど参加者がいない状況となっています。

Vertcoin / ヴァートコイン

VertcoinはASIC対策を主として開発された暗号通貨であり、Litecoinをはじめ、非常に多くの暗号通貨で採用されているアルゴリズムのScryptに「N因子」を導入した、Scrypt-Adaptive-Nfactorを採掘アルゴリズムとしていたことで有名なコインです。

現在はさらにScrypt-NよりもさらにASIC対策が強化されたLyra2REへとアルゴリズムが変更されています。

Megacoin / メガコイン

Megacoinは、Litecoinのクローンですが、多くのアルトコインで採用されることになる「Kimoto Gravity Well」というdifficulty調整方法を発明、最初に導入したコインとして有名です。

Digibyte / デジバイト

Digibyteは「DigiShield」という独自のdifficulty調整アルゴリズムを最初に発明・導入したコインです。

他にも、採掘者が好きなアルゴリズムを選んで採掘できる複数アルゴリズム形式も導入しています。(Myriadcoinが最初に導入、ブロックチェーンは一本だがアルゴリズムごとのSHA-256ブロック、Scryptブロックなどに分かれる)

Novacoin / ノヴァコイン

Novacoinは、Peercoinから派生したProof of WorkとProof of Stakeのハイブリッド型のコインです。Peercoinとは異なり、Scryptをアルゴリズムに採用しています。

Peercoinに続く第二のPoW/PoS型コインであり、多くのアルトコインの基礎となりました。

NuBits / ニュビッツ

NuBitsはPeersharesの開発者であるJordan Leeにより開発された価格固定型の仮想通貨で、常に1USD = 1NBT(NuBits)となるように設計されています。通貨として働くNuBits(NBT)とNuネットワークの株式として働くNuShares(NSR)の2種の仮想通貨が固定価格の仕組みを支えています。

最終更新日: 2017年04月29日

コメント欄

コメントシステムを試験的に変更し、メールアドレスの入力やSNSからのログインを廃止しました。投稿後5分以内であれば編集や削除が可能です。その後に削除したいコメントがあれば依頼していただければこちらで削除いたします。

質問については出来る限りお答えしていますが、個人が運営している関係上対応の遅れや見逃し等限界もあるのでご了承ください。