Dogecoin / ドージコイン

Dogecoinは、2013年に海外で大流行した「Doge」と呼ばれる柴犬のミームをモチーフにした暗号通貨です。その由来からも分かるとおり、最初は「お遊び暗号通貨」としてスタートしましたが、すぐに人気が拡大し現在では代表的な暗号通貨の一つとなっています。

実際の利用としては、インターネット上におけるチップとしての利用が拡大しています。例として、当時資金不足であったジャマイカのボブスレーチームのソチ冬季五輪出場のための寄付手段としてDogecoinが採用され、大きくDogecoinの価値があがるとともにその知名度もさらに上昇しました。

なお、「Doge」の発音は海外でも議論が分かれており「ドージ」、「ドーズ」、「ドッグ」、「ドーグ」、「ドギー」等様々な読み方をする人がいます。

仕様・仕組み

コイン名 Dogecoin
公開日 2013-12-08
システム Proof of Work
アルゴリズム Scrypt
コイン発行上限 上限なし(98,437,500,000DOGE採掘後 5,200,000,000DOGE/年増加)
ブロック報酬(開始時) 0-1,000,000の間でランダム(145,000ブロック以降は固定報酬)
ブロック報酬半減期 100,000ブロック(約2ヶ月) / 145,000ブロック / 200,000ブロック以降100,000ブロック毎
ブロック生成間隔 約1分
Difficulty調整 1ブロック毎 DigiShield

仕組みはLitecoinとほとんど同じですが、Litecoinよりもコイン数が非常に多く、上限がないのが特徴です。また、採掘速度が速く、約1年でほとんどのコインが採掘される設計となっています(上限はないので、その後は微増)。

また、開発チームが改良に意欲的であり、仕様を頻繁に修正している点も特徴があります。初期から変更された点としては、ブロック報酬を途中からランダムではなく固定報酬にしたこと、コイン発行量に上限をなくしたこと、Digibyteが発明したDigiShieldをDifficulty調整アルゴリズムに採用したこと、Litecoinと同時採掘できるマージマイニング(merged mining)のシステムを導入したこと、などがあります。

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最終更新日: 2016年03月24日

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