Moneroはアルトコインの中では珍しいビットコインのソースコードを元にせず作られた暗号通貨です。CryptoNoteというビットコインよりも匿名性に優れているとされているプロトコルを使用しています。
コイン名 | Monero |
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公開日 | 2014-04-18 |
システム | Proof of Work |
アルゴリズム | CryptoNight |
コイン発行上限 | なし |
ブロック報酬(開始時) | (M-A)*2-20*10-12 ※M:264-1 A:現在のXMR総発行数 |
ブロック生成間隔 | 約2分 |
Difficulty調整 | 1ブロック毎 |
MoneroはCryptoNoteという匿名性特化のプロトコルを利用しています。CryptoNoteの最初の実装はBytecoinという暗号通貨でしたが、初期の配布方法が不公平であったことなどの問題点を解決するためにMoneroがスタートしました。Bytecoinのソースコードを元にはしていますが、その後プロトコルの改良などもすすめられています。
Proof of WorkのアルゴリズムとしてはCryptoNightを利用しています。CryptoNightはメモリ依存の関数であるため、ASICの開発が非常に高コストになり難しいと言われています。
CryptoNoteにおける匿名性は「リング署名」という技術が元になっています。リング署名自体は2001年から提唱されている技術ですが、CryptoNoteではこれをさらに改良し「ワンタイムリング署名」という、より匿名性に特化した仕様を実装しています。ワンタイムリング署名ではミキシング(混合)とワンタイムキーを組み合わせることにより取引が追跡不可能となります。
例えば、556.46XMRを送信するとき、これらを500+50+6+0.4+0.06に分解しそれぞれを混合して送信者を特定し難くした上で、それぞれ署名することになります。これは、ビットコインの匿名送金サービスや匿名送金特化の暗号通貨の一つであるDASHで利用されている「CoinJoin」という考えとよく似ていますが、リング署名はCoinJoinとは異なりトランザクションではなく出力(output)それぞれを混合するため、取引をミックスする第三者のオペレーターや他の送金者がいなくても一人だけでも匿名送金が可能な点が特徴です。
また、Moneroのアドレスは非常に長いのが特徴です。これはアドレスが「閲覧用」プライベートキーと「送金用」プライベートキーの二つの秘密鍵から生成されているためです。Moneroのアドレスは通常マスターキーのような役割を果たし、送金を行うたびにマスターキーから一時的にランダムなワンタイムアドレスを生成し、送金者はそのワンタイムアドレス宛にコインを送信することになります。そのため、第三者の人間はアドレス(マスターキー)を見ただけでは取引履歴を確認することができず匿名性がより高くなります。ただし、秘密鍵が二つに分かれているので「閲覧用」プライベートキーを公開することで取引履歴のみを外部に公開することも可能となっています。
最終更新日: 2016年08月30日
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