Namecoin / ネームコイン

Namecoinは、BitcoinにDNS機能(インターネット上のドメイン名とIPアドレスを対応させるシステム、例えばjpbitcoin.comとブラウザに入力すれば必ず当サイトにつながる)を付加したコインで、Namecoin自体がDNS機能を持っています。現在のドメイン名は「.bit」を使用しています。

また、その付加機能から派生して、ログインシステム、投票システム、メッセージ伝達システムなどへの応用も期待されます。

仕様・仕組み

※ 仕様が変更されている可能性もありますのでご注意ください
コイン名 Namecoin Bitcoin
公開日 2011-04-18 2009-01-03
システム Proof of Work Proof of Work
アルゴリズム SHA-256 SHA-256
コイン発行上限 21,000,000NMC 21,000,000BTC
ブロック報酬(開始時) 50 50
ブロック報酬半減期 210,000ブロック
(約4年)
210,000ブロック
(約4年)
ブロック生成間隔 約10分 約10分
Difficulty調整 2,016ブロック毎 2,016ブロック毎

コイン発行量等の仕様はBitcoinとNamecoinは全く同じです。Bitcoinの分散型P2PシステムをそのままDNS(ドメインネームシステム)に適用したのがNamecoinです。

従来のトップレベルドメイン(.com等)は、特定の団体(アメリカのICANNという団体)が管理していましたが、Namecoinにより、管理者がいないP2P型のトップレベルドメイン(現在は.bit)が実現されました。ドメイン名の取得等にはNMCを支払うことになります。

もちろん現在でもドメインの取得は行えますが、通常のDNSとは異なり独自にP2P上で運用されているため、.bitのサイトURLをただブラウザ上に入力しても、閲覧することはできません。閲覧するためにFirefox等のブラウザのプラグイン・アドオンなどが現在公開されています。

財布(ウォレット)

他の多くのアルトコインと同様、公式サイトでBitcoin-Qtベースのものがリリースされています。

採掘方法

DNS機能以外はBitcoinと全く同じであるため、同様の採掘方法で入手ができます。ASIC以外ではほとんど利益はでません。Namecoinの場合は、マージマイニング(merged mining)と呼ばれる方法でBitcoinと同時に速度を落とすことなく採掘が可能です。

マージマイニング(merged mining)

マージマイニングの仕組みを簡単に説明しましょう。完全に分離したブロックチェーンを持つ2つのコイン(Bitcoin, Namecoin)があるとします。これらのコインを採掘するとき、膨大な量のハッシュ計算を行っているのですが、マージマイニングでは計算結果が「正解」かどうか、1つの計算結果を2つのコインに対して検証することになります。計算しているのは同じハッシュ関数(SHA-256)なので、計算結果がBitcoinのブロックチェーンと適合する可能性もあれば、Namecoinのブロックチェーンと適合する可能性もあるのです。「検証」作業自体にはほとんどエネルギーを消費しないため、採掘速度を落とさずに二つのコインを採掘することができます。

関連リンク

最終更新日: 2015年12月12日

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