Primecoinは、prime(素数)という言葉が表すように、採掘時に素数列を探索するような計算を行う暗号通貨です。Bitcoinをはじめとするほとんどの他の暗号通貨とは異なり、採掘時の計算・エネルギーが無駄になるのではなく、数学的研究と結びついている点が重要です。また、hashcashタイプではない(ハッシュ計算を行わない)初のProof of Work型暗号通貨でもあります。開発はPeercoinと同じチームによって行われました。
コイン名 | ![]() |
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公開日 | 2013-07-07 |
システム | Proof of Work |
アルゴリズム | 1CC/2CC/TWN |
コイン発行上限 | 上限なし |
ブロック報酬 | 999/[difficulty]^2 |
ブロック生成間隔 | 約1分 |
Difficulty調整 | 1ブロック毎 |
Cunningham chain of 1st kind(第1カニンガム鎖)、Cunningham chain of 2nd kind(第2カニンガム鎖)、bi-twin chainという三つの素数列を探す計算を行う暗号通貨です。この3つの素数列はBitcoinでいう「nonce」にあたります。このため、エネルギー消費が無駄にならないという点で画期的となっています。ブロック報酬やdifficulty調整アルゴリズムも特徴的です。
計算が複雑でありCPUの採掘効率が高いため、だれでも効率よく採掘できるという点は魅力的ですが、同時にbotnet(ウイルス感染させることなどにより多数の他人のPCに採掘させる)による採掘がより有効であるというCPUコイン特有の欠点もあります。
最終更新日: 2016年03月24日
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