ペーパーウォレット

アドレスと秘密鍵を印刷することにより、紙ベースで保管する方法です。通常、長期の保管が主目的であり、最も安全な管理方法の一つです。送金することももちろんできますが、仕組み上、一度ペーパーウォレットから引き出した場合、同じペーパーウォレット(アドレス)は使用できません(厳密に言えば使用することも可能ですが、セキュリティ上おすすめしません。)。利便性が悪いため、セキュリティ重視かつ頻繁に使用したい場合は、Electrum等のクライアントのコールドストレージ機能やハードウェアウォレットを利用することをおすすめします。

送金時には、その他のデスクトップウォレット・ウェブウォレット・モバイルウォレットなどにインポートすることになります。

ペーパーウォレットの作り方

ペーパーウォレットの作成サービスを提供しているサイトはいくつかありますが、ここでは最も有名なbitaddress.orgについて説明します。

オフライン環境下でアドレスを作成するために、まず上記サイトのソースコードをダウンロードします。サイト右段のDownload Zipからまとめてダウンロードしてください。

続いてPCをオフライン環境下で起動し、(できれば外部ドライブからLinuxを起動して)ダウンロードしたフォルダ内の、bitaddress.org.htmlをJavascriptに対応しているブラウザで開きます。

公式ではIE8以上,Firefox,Chromeを推奨しています。Opera Miniは外部にJavascriptの実行情報を送信するため避けたほうがいいようです。

するとアドレス生成画面が表示されます。適当にマウスを動かしてアドレスを生成しましょう。

しばらくするとアドレスが生成され、左にアドレス、右に秘密鍵が表示されます。この秘密鍵は絶対に他人に見せてはいけません。この画面を「Print」をクリックして印刷すれば生成作業は完了です。

一枚の紙に複数のアドレスを印刷したい場合や、もっと格好いいのがいいという方は、「Paper Wallet」タブから別形式のペーパーウォレットも作成できます。

この形式では1枚あたりのアドレス表示数(Addresses to generate)を設定したり、秘密鍵を暗号化する(BIP38 Encrypt?)こともできます。

秘密鍵を暗号化することでセキュリティ性を高めることはできますが、パスワードを忘れると永遠に復元できないという致命的な弱点もあります。また、暗号化したアドレス宛に送金するまえに、かならず設定したパスワードで暗号化を解除できるかどうか試してください。

生成したらどこか安全な場所に保管してください。PC上には絶対に保管しないでください。ペーパーウォレットを使う意味がなくなります。

使用後はブラウザやPC、プリンタのキャッシュを削除しておくのが安全でしょう。

ペーパーウォレットからの送金方法(インポート)

送金の際には、ペーパーウォレットの秘密鍵をデスクトップウォレット、ウェブウォレット、モバイルウォレット等に入力することにより、インポートします。ウォレットの中には、秘密鍵のインポート機能がないものもあるため、その場合はペーパーウォレットのインポートはできません。

当サイトでは、代表的なデスクトップウォレットであるElectrum、モバイルウォレットのbreadwallet(iOS)、Mycelium(Android)におけるインポート手順を解説しています。基本的には他のウォレットも同様の仕組みでインポートできます。

最終更新日: 2017年02月10日

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