厳密には「デジタル署名」と「電子署名」の意味は異なりますが、広義ではどちらも言葉どおり「データに電子的に署名すること」として使われているので、ここでは同義語として説明します。
ビットコインは「デジタル署名のチェーン(連鎖)」と定義されており、非常に重要な概念のひとつです。デジタル署名はビットコインの取引において中核的な役割を果たしています。
一般的にデジタル署名には①鍵生成②署名生成③署名検証の3つの流れがあります。ビットコインにおいては、
①アドレス(公開鍵)と秘密鍵を生成
②送信者が、ビットコインのデータと送信先アドレス等を関連付けたデータを、ハッシュ関数を適用し、秘密鍵で署名(データ変換)して送信
③送信者の公開鍵を利用して受信した署名を検証する。
という流れになっています。
なお、デジタル署名の中でもさまざまな方式がありますが、ビットコインではECDSAが利用されています。
最終更新日: 2016年03月02日
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