Omniは、Counterpartyと同様のビットコインのブロックチェーン上に作られている分散型金融プラットフォームです。分散型取引所、独自通貨の発行機能などが実装されています。
はじめはMastercoinという名称でプロジェクトがスタートしましたが、2015年はじめにOmniへ改名されました。
名称 | Omni |
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公開日 | 2013-09-01 |
コイン発行上限 | 約600,000 OMNI |
最も歴史が古いビットコイン2.0プラットフォームの一つであり、ユーザー独自通貨発行機能により、分散型インターネットMaidSafeプロジェクトのクラウドファンディングとして約6億円が集められたことで、ビットコイン2.0を利用した世界初のクラウドファンディングとして大きな話題を集めました。
Colored CoinsやCounterpartyと同様に、ビットコインの取引データに追加の情報を書き込むことにより、ビットコインのブロックチェーン上のプラットフォームを実現しています。そのため、最も利用者が多く採掘速度の大きい(セキュリティ的に安定している)仮想通貨であるビットコインネットワークのセキュリティをそのまま利用できる、といった利点もありますが、ビットコインのプロトコルにより送金の承認に約10分かかるなどOmniの機能に制約が生じるといった欠点も考えられます。
ビットコインを利用しているため、送金等に小額のビットコインがかかるほか、通貨発行等の一部の機能には、スパム防止のため基軸通貨のOMNI(旧MSC)が少額必要となります。
誰でも独自の通貨を発行できる機能です。発行には少額のOMNIが必要となります。現在のところ独自通貨保有者への配当機能等は実装されていません。
ビットコインを利用しているため、独自通貨/OMNIのほか、BTC/OMNI間の分散取引ができるのが特徴です。
最終更新日: 2016年03月20日
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